女の子がやってはいけない鉄板ネタ

サイフの中が小銭でパンパンで若干重いです。

休憩中のこと。

喉が渇いたので、気分転換も兼ねて後輩と会社の外の自販機に、飲み物を買いにきました。

自販機に千円札を投入して缶コーヒーを買おうとしたら、出てきちゃったおつりが100円玉が8枚と10円玉が7枚。

500円玉と50円玉はあいにく切れていたのか、細かいのがいっぱいになっちゃいました。

「先輩、良かったですねー。財布の中がパンパンで!」

お札でパンパンなら言うことないんですけどね。

少し硬貨を減らしたいので、ついでだから後輩にも飲み物をおごってあげました。

彼女が選んだものは、迷うことなく500mlのペットボトルのコカ・コーラ。

高くて量があるほうを選ぶとは、人の金だと思って遠慮はしていない様子。

ごちそうさまですと言いながら、コーラなのに一気に飲み始めました。

実においしそうに飲むものだと思ってみていると、なんとすべて飲み干してしまいました。

私、コーラを一気ですべて飲む人、初めて見ました。

まぁ人には人のペースというものもあるので、私は気にせずチビチビとコーヒーを飲んでいます。

「先輩、そろそろ休憩終わりですね。早く飲み終わらないとぶふーっ」

ぶっ!

しゃべり終えない内に、言葉と共に胃の中の気体が盛大に出てきちゃったようです。

お約束と言えばお約束ですが、私もコーヒーを吹いてしまいました。

コーヒーが内側から鼻のほうに入って、鼻が少々痛いです。

「いや、一回やってみたかったんですよ、この鉄板ネタ」

確かに面白かったです。

面白かったですけれど、それ女の子がやってはいかんでしょ。

周りを見てごらんよ。

ちびっこを連れた若いママさんが、苦笑いしながらこっち見ているじゃないか。

ちびっこはニコニコと手を振ってくれています。

後輩も良い笑顔で手を振り返していました。

瞬発力のある後輩の一発芸を見て、良い気分転換になりました。

鼻がまだ痛いですけど、気を引き締めて残った仕事を頑張りたいと思います。